PC(パソコン)各種プログラムの作成について
PC(パソコン)は、特にパソコンでないと動作やデータ取得が出来ないものを扱う場合に使用します。
1. 使用されるパソコン
- 産業機械では、価格が高価になりますが、対環境、安定性の観点から”FCパソコン(ファクトリーコンピュータ、工業用パソコンともいう)”を使用することが多く、お勧めです。、通常の事務用のパソコンは価格は安いが、動作環境や耐久性には注意が必要です。
- 2. パソコン用開発言語
- 使用言語は、VisualBasic、VisualC(++、#)、Java言語などを使用し、操作画面や状態表示など、様々な機能を構築することが可能となります。
- 3. 制御などに使われる拡張基板
- PCI拡張基板として、I/O(入出力)基板、通信基板(RS-232C、485他)、A/D基板、位置決め基板など種々の基板が販売されています。
- 4. 安定動作の要確認
- データ容量の多いメモリを使用する様なプログラムを複数使用する場合など、特に試運転確認、ハングアップの可能性をなるべく長い期間確認する方が良いと考えます。
- 5. インターネットとの接続
- 特にインターネット環境の常時接続は避けます。OSやその他のプログラムの自動更新などを避けていても、うっかり更新してしまったり、更新していないとセキュリティホール関係で、外部からの攻撃にあったりする可能性もあります。更新した場合でも、条件が変わることによりで各種ソフトウェアが一時期なりとも動作不安定になることが考えられますので注意が必要です。
- 6. よくあるパソコンの使用方法
- メーカーから購入の分析器など特殊なデータ収集装置を使用の場合、多くがパソコンを必要することも多くなりますが、この場合でも機械装置の動作自体はPLCで動作させる方法をとります。
- また、パソコンとロボットや「PLCと通信で接続させることにより稼動状態のモニタリングや装置の動作にかかわる定数データの入力(設定)、ティーチングなどを行う使い方が多いのが現状です。
以降、必要項目を随時修正・追加し、お客様のお役にたてるように内容を充実していきます。